平成高校インターアクトクラブ
■インターアクトクラブとは
インターアクトクラブ(Interact Club、IAC、IC)は、ロータリークラブにより提唱された、12歳から18歳までの青少年または高校生のための社会奉仕クラブである。日本においては、高等学校の福祉・ボランティア系のクラブ活動(部活動)・サークルとしておかれることが一般的であるが、高校に属さない「地域クラブ」として活動するクラブもある。
目標
建設的な指導力を養成し、自己の完成を図る。
他人へ対する思いやりと、他人の力になる心構えの奨励と実践。
家庭と家族の重要性の認識と涵養。
各自の責任を果たし、懸命に努力する。
全ての有用な職業は社会に奉仕する機会であるとしてその品位と価値を自覚する。
地域社会、国家及び世界の問題についての知識と理解を深める。
国際理解と親善の推進。等を行う
歴史
1962年、米国で最初のクラブが設立された。日本においては、1963年6月27日に結成された宮城県の仙台育英学園高等学校(提唱、仙台東RC)をもって嚆矢とする。
日本第1号のこのクラブは、100余名の構成人員で当時、世界最多の会員数を擁していた。一日遅れて翌28日京都市立西京高等学校(当時:京都市立西京商業高等学校)で結成され、提唱は、京都西RCであった。
ロータリーは従来奉仕の理想を成年、しかもある程度成功した社会人に浸透させるよう努力したが、しかしそれでは遅すぎるということから青少年にまで活動の範囲を広げた。
日本では、インターアクトクラブの国内のクラブ設立数は、各高校等に500余クラブである。
世界規模で見ると会員20万人余。 加盟国と地域は100余、クラブ数7000余である。
■平成高校インターアクトクラブの沿革
昭和52年(1977年)に、平成高等学校の前身である横手東高等学校において、横手ロータリークラブの提唱によりインターアクトクラブが設立された。以来40年余、奉仕の志を繋げて参りました。
活動内容
募金活動
学校祭におけるチャリティバザーの開催
聞き書きボランティア
尚、2018年9月には同クラブ主管による、2540地区インターアクトクラブ年次大会及び指導者講習会が開催されました。
■聞き書きボランティアについて
聞き書きとは
「聞き書き」とはお年寄りの話を聞いて、それを記録し、後世に残すことを言います。この「聞き書き」という方法、技術を通して様々なボランティア活動に生かすことを「聞き書きボランティア」と言っています。
聞き書きの目的
聞き手はお年寄りから聞いたお話(庶民の歴史、伝えたい自分の知識や技術)からたくさんのことを学び、それを冊子にまとめご本人やご家族に渡すことで、その方が生きてきた記憶を残します。
また、語り手であるお年寄りにとっても、話すことにより生きがいを感じ、また、聞き書きの冊子が残り「いきる」ことにより自身もボランティア活動に参加しているという意欲にも繋がります。
聞き書きの原稿
聞き書きした内容は「聞き書き体」にして冊子に残します。「聞き書き体」とは聞き手の登場しない、語り手の一人語り形式の文章を言います。
語尾、方言、言い回しなど、その人だけの言葉を大切にします。そのため、聞き手は語り手の気持ちになってお話しを危機、冊子を作ります。
冊子「聞き書きボランティア」について
こちらからダウンロード頂けますが、現在閲覧について調整中のため、パスワードをかけています。
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平成29年3月25日発行
聞き書き:秋田県立平成高等学校インターアクトクラブ、秋田県立横手高等学校JRCクラブ、秋田県立横手高等学校定時制課程(青雲館)
編集: 秋田県立平成高等学校インターアクトクラブ、秋田大学横手分校
発行:横手ロータリークラブ